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あけましておめでとうございます 2016

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今年の年賀状はイケメンゴリラのポップアートパロディにしました。東山動植物園シャバーニくんが有名ですが、こちらは福岡市動物園のビンドンくんです。撮影森下です。

 

元ネタはアンディ・ウォーホル牛の壁紙。

 

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こちらは1966年の作品。当時蛍光色は一般的ではなく、かのパントン社でさえ蛍光ベースの色を発表するのは1972年になってからとのこと。いかにウォーホルの作品が時代の最先端を行っていたかということですね。

 

 

 

はじまりは一軒のレストラン

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装丁をさせていただきました。

一代でピエトロを築きあげた村田邦彦社長の自叙伝。成功のヒントが詰まっています。

たまねぎは主力商品ピエトロドレッシングのメイン素材。赤、白、緑の色使いはイタリアンを意識しています。

 

カバー: アラベールナチュラル 特色赤+ブラック+マットPP

帯: グロスコート 4c+特色シルバー+マットニス

表紙: ギルバートオックスフォード 特色赤+特色シルバー+マットニス

見返し: TANT N-64

 

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デザインがつないだ母校との縁

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済々黌(せいせいこう)という高校の同窓会用にデザインしたシンボルマークです。

歴史のある学校で、毎年新旧のOBが一堂に会する大規模な同窓会が行われています。同窓会では毎年グッズを作っていて、最初はそのデザインで協力して欲しいというような依頼でした。この場合の協力とは無料を意味するわけですが、在校中は迷惑しかかけてなかったので少しでも役に立てればと引き受けました。

マグカップ、ポストカード、キーホルダー、ゴルフマーカー、バッグなどのグッズ候補がありましたが、ひとつひとつをバラバラにデザインするよりも、何かキービジュアルを作れば展開しやすいし、全体の統一感も出ると思い、まずはシンボルマークを考えることにしました。

この済々黌の「黌」の文字が特徴がありまして、校内でも黌歌、黌長室、と使われていたりと学校の重要なアイデンティティになっています。

黌の文字で何かできないかなと眺めていたら上の冠部分が同じ形の繰り返しになっているなと。繰り返しと言えば済々も繰り返し。ここにSEISEIとアルファベットで入れれば「黌」に見えるじゃないかと。一文字でせいせいこうと読めるマーク完成です。

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学校のスクールカラーは黄線(きなせん)と呼ばれているイエロー。黌の部首の「黄」の部分も見えてきてこれはいいなと。幹事のみんなも一目で気に入ってくれて採用となりました。

毎年幹事学年は下の代に受け継がれてグッズもそのつど刷新されていくのですが、このマークを使ったゴルフマーカーは好評で今年も作られるとか。

 

実は父と姉もこの学校出身です。バカ街道まっしぐらだった自分が父に憧れてがんばって入ってみたものの高校時代はなんにも残せなかったなぁなんてほろ苦さもあり。デザインでほんのちょっぴり関われて良かったな、という仕事でした。

 

 

 

マスメディアンの雑誌広告が「匠の文字とデザイン」に掲載

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デザインにおいての文字の扱い方を特集した本「匠の文字とデザイン」に私がデザインしたマスメディアンの雑誌広告が掲載されています。

グラフィックデザインの中で文字というのは、映画における主演俳優みたいなもので、とても重要です。同じセリフでも話す人(書体)が違えば雰囲気が全く変わるし、どのような演技(文字の大きさ、文字間、行間、処理)をさせるかでも全体の印象が大きく変化します。

こういったデザイン事例の本というのは、昔は種類も少なくて1万円オーバーが相場という高額書籍でしたが、最近は多種多様なものがありますし、3千円代ぐらいのものも出てきてありがたいですね。こちら3800円+税となっております。

 

 

 

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こちらは仕事について投稿していく予定です。