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仮想と現実をつなぐ

子どもの頃、初代ファミリーコンピュータの時代。レースゲームやアクションゲームをやる時、どうしてもゲームの動きに合わせてコントローラーを動かしてしまう友人がいておかしくて笑っていた。スーパーマリオでジャンプする時、ひっぱりすぎてファミコンの電源が切れたこともあった。

 

あれから数十年。今やレースゲームではコントローラーを傾けるとハンドル操作のようにクルマが曲がる。ボクシングゲームではコントローラーを突き出すとパンチが出る。もはやあの友人を笑えない。

 

思わず体を動かしてしまうというのは人間の自然な反応だ。技術の方が人間に近づいてきたということ。レースゲームがあまりにリアルになったので、ゲーマーが現実のプロのレーサーになったなんて話も聞く。井上尚弥にボクシングゲームをさせたらやはり無双するのだろうか。eスポーツチャンピオン対リアルスポーツチャンピオンの試合があったりして。