ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく
2019年11月16日(土)—2020年2月16日(日) 東京都現代美術館
老若男女だれにでも似合う。着ている人を縛らない、規定しない、否定しない。それでいて服の個性は強い。日常に使える特別な服。
ミナを着た人の日常を綴った映像を見ながら、本当にそういう服だなと。
会場に来る人たちのミナもみんな似合ってます。
何年経っても変わらない価値を持つ服をめざして25年。ファッションを「流行」と訳してしまうなら対極に位置するブランドの姿勢。
何年間も愛用された服が、持ち主の言葉とともに展示されている空間は感動。皆川さんのやりたかったことが実現している証拠です。
タイトルロゴ、展覧会グラフィックは葛西薫さん。あやとりの写真は上田義彦さん。
展覧会は撮影できるコーナーで必死に撮ってしまいがちですが、図録の出来がほんとに完璧なので、記録は図録におまかせして展示に集中してオーケーです。
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2020.01.28
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