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制約で身軽になる

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どれも最近の息子(6)のレゴ作品。
空想の乗り物を作ったそうです。

 

1枚目に比べて2枚目の乗り物たちはデザインが洗練されて見えると思いませんか。それぞれのマシンの個性も立っています。

 

2枚目の作品を作る前、息子にある一言を伝えました。

何と言ったでしょう。

 

「同じ色のパーツで作ってみようか」 —です。

それだけで言った私もびっくりするぐらい作風が変わりました。
そしてあっという間にたくさん作っていました。

 

同じ色という制約ができたことで

・パーツ選びに迷いがなくなり制作スピードが上がる
・使えるパーツが限られているためパーツ一つひとつの形をどう活かすかに意識が行く
・「次は緑色!」と、バリエーションを作っている感覚でモチベーションが上がる
・一体一体まとまりがあり個性的なデザインになる

 

このように創作に適度に制約を設けると過程にも結果にも良い影響がたくさんあります。

 

仕事のデザインも同じですね。

人間、自由すぎると何をしていいのかわからなくなるものです。