建築 × 写真 ここのみに在る光
2018年11月10日(土)—2019年1月27日(日) 東京都写真美術館
初期の写真技術では動体撮影が難しかったため、格好の被写体となっていた建築物。写真創世記から現在までの建築写真を歴史的に追いながら、記録としての役割だけではなく写真表現という側面にも注目した展覧会です。
これ面白いのが、建築作品 × 写真家というシンプルな構造なので「自分は何を見ているのか」ということを自覚させられるんです。ガウディのサグラダ・ファミリアを見ているのか、細江英公の写真を見ているのか。写っている被写体そのものが重要なのか、構図や切り取り方などの写真表現の方が重要なのか。写真家側の意図ももちろんありますけどね。瀧本幹也さんのコルビュジエの写真はほぼ瀧本作品としてしか見れませんでした。
自分が撮る写真やインスタでいいねを押す写真はどうかなと。写っているそのものなのか、表現のほうなのか。
とややこしいこと言いつつ、かわいい犬がいたら押します。
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2018.11.29
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