デザインのひきだし40
昔はポスターの紙選びでワクワクしたものです。
今は有無を言わさずマットコートに決まっていたりしますし、特殊印刷をやる機会も減りました。
それでも名刺は。
大切な第一印象のためのツールであり、実際手に触れるもの。良い紙を選び、こだわりの特殊印刷が活躍する印刷物最後の砦です。
このデザインのひきだし40は、名刺・カードの特殊印刷の特集号。目玉は付録で、印刷加工の実物サンプルが92点もついてきます。これで2000円は破格。以前、特殊印刷をまとめた本がありましたが、14000円ぐらいしてました。
名刺の印刷見本、欲しかったんだよね〜と注文しようとすると、SNSで話題になったようで、すでにどこも売り切れ。この付録内容からするに増刷は無さそうだぞ…ってことで、執念で手に入れました。
今はフリマとかオークションで倍以上の価格になってます。欲しい人たちや必要な人たちが買って品切れならいいんだけど、話題になるとすぐ転売ヤーがわいてくるのどうにかならんもんか。こんなマニアックな領域にまでね。
特色、活版印刷、箔押しはもちろん、エンボス、合紙、小口染め、和紙、バーコ、フロッキー、折り加工、プリズムプリント、ホログラム、レーザーカット、香りつき、などなど、できることはほぼ網羅されている感じ。肝心の「実際、印刷したらいくらかかるのか」の目安も掲載されています。
まずは自分の名刺で試してみようと思います。
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2020.08.06
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