虫ロゴTシャツ作りました
虫とりに、おでかけに。おとなもこどもも、おにーさんおねーさんも。
虫ロゴTシャツを作りました。
ロゴはカブトムシのツノやクワガタのアゴをイメージしたエレメントにデザインしています。虫の絵がついたTシャツは他にもたくさん売られていますので、こちらはロゴタイプのみでシンプルに大人にも着られるように。
虫は日本の代表種、カブトムシ・ノコギリクワガタ・ミヤマクワガタ・ヒラタクワガタ・オオクワガタ・コクワガタの6種類。
文字の色は黒・白・赤・水色・グレーの5種類。
Tシャツの色は好きな色を選べますのでお好きな組み合わせで。
虫とり本気モードの方は長袖白Tシャツもあります。(スズメバチを刺激しにくい)
SUZURIにマイショップを開設しています。
THE FIRST SLAM DUNK
この映画はやっぱりブログにも載せておくべき作品。
SLAM DUNKは週刊少年ジャンプで1990年から96年まで連載された井上雄彦によるバスケ漫画。サッカーがキャプ翼ならバスケはスラダン。テレビアニメも制作された超人気作品。
連載終了から四半世紀の時を経た昨年1月。新たなアニメーション映画になると発表され大きな話題に。実写化ではなくアニメ作品ということでファンもお喜びでした。
ところが公開までひと月とせまった頃、新作が当時のテレビアニメ版の声優ではなく新しいキャストになると発表されると批判が殺到。アニメの声優交代って思いのほか受け入れられない人が多いんですよね。これをきっかけに「アニメといってもフルCGか…」「花道の声ジャイアンしか浮かばない」「監督を原作者自身がやることが不安」とネガティブな意見が目立つようになってしまいました。
さて。
私もリアルタイム世代なので原作は夢中で読んでいました。なんなら読切の「楓パープル」(流川楓が主人公で、スラムダンクの元になった読切漫画)から好きな漫画です。最終回から10日後のエピソードを高校の黒板に描いたカードも部屋のどこかにあるはず。
公開初日に行く予定はなかったのですが何かに突き動かされるかのように思い立って観に行きました。
感想は
「井上雄彦を信じろ。」
ですね。
観た後、とにかく体を動かしたくなり映画館から歩いて家まで帰りました。
この映画、バスケシーンが最高なのは言うに及ばず、人間ドラマにも胸がいっぱいになります。
スラムダンクの主人公、桜木花道というのはやっぱり「週刊少年ジャンプ」のヒーローなんですよ。ド派手な赤い髪。長身。怪力。天性の身体能力。何者も恐れない底なしの自信。
ジャンプ少年たちは花道に憧れて成長していく。自分たちにはどんな才能が眠っているんだろうかと。そして多くは大人になるにつれ「あれは漫画の中の主人公だった」と気づいていく。社会に思い知らされていく。
時が経ち、井上雄彦はそんな元ジャンプ少年たちに再び「SLAM DUNK」で何を見せてくれるのか。
言ってしまいますが、この映画の主人公は桜木花道ではありません。
宮城リョータ。
バスケの選手としては小柄。天才と言われた兄と比べられてしまう凡才さ。家族に訪れる悲劇。心に抱えた悲しみ。母親とのわだかまり。
この映画ではリョータを現実的な、等身大の人間として描いています。
誰しも生きていればなにかあるんです。みんなきっとリョータのように踠いて生きてきたはず。
持たざる者、挫折した者、怖れる者はどう生きていくのか。
これはそんな我々の心に火を灯してくれる映画です。
年をとったせいか、映画のリョータがいじらしくてですね。
母親の気持ちもわかる。リョータの気持ちもわかる。うんうんと言いながら抱きしめてやりたい。
スラムダンクの連載終了後の作品「バガボンド」「リアル」で求道者とも思える作風を見せた井上雄彦の人物描写。さすがです。この映画でスラムダンクをさらに大人向けの作品に昇華させてくれました。
引っ込みがつかなくなっていまだに「絶対観に行かない」と意地を張ってるキミへ一言。
「大人になれよ…三井…!!」
いや、本当にね、あの井上雄彦自身が監督をしてくれたというのは幸せなことですよ。スラムダンクでこれ以上純度の高い映画なんてありえないわけで。映画館で観た方がいい。
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
今年のテーマは「骨惜しみしない。」で行きたいと思います。
ほんとかな。
写真は結局買ってしまった望遠レンズで撮ったお正月の月。ウサギ見えますか。
なんだかやたらとオールドレンズが高騰している中、超望遠レンズは安い。えって言うぐらい安い。月ぐらいしか撮るものがないからなのか。
いや月がこれぐらい撮れるならいいでしょう。
制約で身軽になる
どれも最近の息子(6)のレゴ作品。
空想の乗り物を作ったそうです。
1枚目に比べて2枚目の乗り物たちはデザインが洗練されて見えると思いませんか。それぞれのマシンの個性も立っています。
2枚目の作品を作る前、息子にある一言を伝えました。
何と言ったでしょう。
「同じ色のパーツで作ってみようか」 —です。
それだけで言った私もびっくりするぐらい作風が変わりました。
そしてあっという間にたくさん作っていました。
同じ色という制約ができたことで
・パーツ選びに迷いがなくなり制作スピードが上がる
・使えるパーツが限られているためパーツ一つひとつの形をどう活かすかに意識が行く
・「次は緑色!」と、バリエーションを作っている感覚でモチベーションが上がる
・一体一体まとまりがあり個性的なデザインになる
このように創作に適度に制約を設けると過程にも結果にも良い影響がたくさんあります。
仕事のデザインも同じですね。
人間、自由すぎると何をしていいのかわからなくなるものです。
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