DESIGN NO MORISHITA NO BLOG LOGO

ベルセルク 再 開

IMG_7226

 

嬉しくて泣いてる

 

 

亡くなった原作者三浦健太郎の盟友であり漫画家の森恒二は、最終回までのストーリーを本人から聞いていたらしい。

それを三浦のアシスタントたち「スタジオ我画」が描くと。

 

伝え聞いた物語を弟子たちが描くとか

教典だよね。

 

シン・ウルトラマン

u_pamphlet

 

パンフの「ネタバレ注意」の帯、シン・ゴジラのパンフと全く同じものが巻かれてた。

 

ではネタバレしない感想を。

 

見終わって映画館を出て駐車場までめちゃくちゃ背筋真っ直ぐで歩いてしまうぐらいカッコよかったです。

 

キャストがいいですよ。斎藤工は背格好といい顔つきといいウルトラマンっぽい。禍特対のメンバーもキャラが立ってる。

 

 

以下ネタバレ注意!

 

シン・ゴジラとスタッフも近いし、似たような雰囲気の映画になるのかと思っていたが、ちゃんと「ウルトラマン」だった。

ジャンルとしては「怪獣映画」のシン・ゴジラに対しシン・ウルトラマンは元々のテレビシリーズの軽さ、コミカルさも持たせた「特撮ヒーロー」と言える。

 

では作品全体の印象もシン・ゴジラよりも軽いものだったかというとそうではない。自分にとってはシン・ゴジラより心に響くものがあった。

 

一定の完成度を超えている映画であれば作品の評価は観る人の心の状態で変わる。どういうテーマに感動したか、どのシーンに感動したかで今の自分が何を求めているかが写し出される。

 

 

禍威獣(カイジュウ)が暴れる山間部、現場に逃げ遅れた子どもを発見した禍特対(カトクタイ)の神永新二は保護のため走る。

そこへ宇宙からすさまじい速度で光の巨人(ウルトラマン)が降着。その衝撃波で舞い上がる土砂、飛来する土石。神永は身を挺して子どもを救った。

自分の命とひきかえに子どもを救った人間の行動を不思議に思ったのか。ウルトラマンは神永と融合し、禍特対の面々と交流する。

 

初めは人間への好奇心と少しの懺悔だったのかもしれない。だが人間を知るにつれ(あるいは神永の心が残っており影響したのか)、それは愛に変わっていく。

圧倒的な力を持つウルトラマンが小さく非力な人間に憧れている。そして本質的な意味で人間を救おうとする。

憐憫ではない。人間の個々の力は小さいが群れになった時の力を認め期待もしている。

 

終盤、超巨大でとてつもない戦闘力を持つゼットンに、敵わないとわかっていながらも地球を守るため戦いを挑むウルトラマン。

胸を打つシーンだ。

もし劇場に来た子どもたちが「がんばえー!」と叫ぼうものなら号泣していたと思う。

 

自分のために生きる時代だ。

国のため会社のため誰かのためではない。自分らしく、自分の思い通りに生きよう。個を重んじ多様性を認めていこうという世の中だ。

もちろん個人の幸せを求める生き方は賛成だし自分もそう願う。その意味では良い時代になりつつあると思う。

 

だがこの追い風の中「自分本位」「利己」で何が悪いという主張も増えつつあるのも事実。

炎上しても注目されれば収益が上がるビジネスシステム。目的のためなら手段を選ばず。(私の苦手な言葉です)

国のためと言いながら私利私欲に走る政治家。職場や職業上の権限を悪用し私腹を肥やす上役たち。お手本となるべき人たちがこれでは下はバカらしくてやってらんねえとなる。道徳や倫理はどこかへ行く。

 

シン・ウルトラマンは、この尊厳が希薄となった世の中に、今だからこそ、ピュアなヒーローを描いたのだ。

クライマックス、人類の命運と神永(ウルトラマン)の命を選ぶ時、禍特対のリーダー田村は迷いなく部下の神永の命を優先する。(この田村の即断にも涙する)

だが神永は、人間を救えるなら自分は構わない、ときっぱりと言う。

自己犠牲を賛美する時代ではない。

しかし、利他の行動に崇高な美しさを感じるのは人間の実相だ。

ウルトラマンは行動で示す。恐れるな。誇り高くあれと。

 

禍威獣は漢字でわかるとおりコロナ禍だ。ベータカプセルをめぐる争いは核に象徴される強大な力を求める国の姿だ。

人類が危機に瀕している時もこのありさまかと。

人間、今こそ力を合わせる時だろうと。

一人ひとりは小さいが大きな知恵と力を生むはずだと。

 

 

見終わった後、数日ウルトラマンのことを考えるぐらいに心に響いた。

つまりは自分が今、求めていたのはピュアなヒーローだったということだ。

 

そんなにウルトラマンが好きになったのか、人間。

 

と、ゾーフィに言われると思う。

 

 

 

 

 

 

フクサヤキューブ

福砂屋の“フクサヤキューブ”。それまでのカステラの概念を変えた偉大なる商品だと思っています。

一箱にカステラが二切れ入ったコンパクトパッケージ。ちょっとしたお土産にもいいし、自分で食べるために買う量としてもちょうどいい。包丁で切る必要もない。初登場時、パッケージデザインはシンプル・カラフルで並べて飾っておきたいようなおしゃれさ。

通常売られている商品と中身が同じというのがポイント。中身を変えずにパッケージングだけで全く別カテゴリーの商品のように佇まいをガラリと変えた。カステラが若く、カジュアルに、おしゃれになり、購入ターゲットも広げた。これはカステラ界のiMacと言っても過言ではない。

 

さて。このように絶賛していたおかげか、フクサヤキューブ新フレーバーの商品パッケージデザインに携わるご縁がやってきました。季節や地域で様々なパッケージ展開があるフクサヤキューブですが、新しい味はありませんでした。安易にフレーバー展開をしてこなかったというのも信頼ポイントですよね。

写真がデザインをお手伝いしたフクサヤキューブの「檸檬カステラ」と「抹茶カステラ」です。

福岡にお越しの際はぜひ。

 

 

 

 

2022

20223249

 

あけましておめでとうございます。

2011年にデザインの森下を始めて昨年の11月で丸10年となりました。

ひとえに支えてくださる皆様のおかげです。

勤めた会社の先輩方はみんな師匠です。同僚たち後輩たちからもたくさん学びました。

デザインに同じ仕事は無く、毎日が勉強です。

何から何まで自分でやる今の環境は、身の程をわきまえる意味で自分に合っています。

初心を忘れず、デザインでお役に立てるように進んでいきます。

 

2021年、夏、虫

_DSC6648

 

今年の夏最後に仲間入りしたミヤマクワガタ。残念ながら2週間程度で星になりました。すごく元気だったけれど10月に入ると眠るように逝ってしまわれた。ノコギリ、ミヤマは基本冬を越さないから、つかまえるなら6月のうちがいい。

 

虫飼育情報はネットにたくさんころがっている。しかし実際飼ってみてはじめてわかることもある。

今後のためにそれらをメモっておく。

 

 

□カブトの幼虫には(クワガタ幼虫用のような)単体ケース飼育は向かない。

カブト幼虫が蛹室を作る際、思いの外広いエリアからお気に入りの場所を探すようだ。その意味で単体ケースは狭すぎる。

ケース内が気に入らない場合は延々ワンダリング(容器をかじる・土の上に出てくる)を繰り返す。

最終的には蛹室を作るが、妥協して作った蛹室はやはり不安定らしく羽化不全につながりやすい。

それに一つひとつ土替えするのが大変だった。

[改善措置]

カブト幼虫は大ケースに多頭飼育。土替えの手間が省ける。そして蛹化前になったら中ケースに3匹程度にする。

そのぐらいの頭数であれば他の個体の邪魔をすることもない。ワンダリングできるエリアも広いのでお気に入りの場所を見つけやすいはず。

次世代はこれでいく。

 

 

□カブト成虫の飼育に腐葉土は良くない。

カブト飼育と言えば腐葉土だと信じていたが…

×カブトのメスが卵を産みすぎる 腐葉土だとメスはとにかく卵を産む。手に負えなくなる。

×ニオイがキツくなる カブトの排泄、エサ、その他もろもろあわさってジゴクに。

×コバエ、ダニ、その他得体の知れないやつらが発生しやすい 腐葉土は他の生き物たちにとっても天国。

改善措置

カップリング後、カブトの卵を確認できたら、成虫をおがくずのケースに。

針葉樹のおがくずならコバエは発生しない。へんなニオイもしない。

それとカップリング後はオスとメスに分けた方がいい。全盛期の狂ったオスのパワーは悲劇を起こしてしまう。

 


◎「コバエシャッター」はやはり神だった。

コバエの侵入を許さないフィルター付きケース「コバエシャッター」。

昨年のコバエとのオウガバトルが夢だったかの如くだ。うちのケースは全てこれに変えた。

 


◎「プロゼリー」さすがプロと言わざるを得ない。

カブトもクワガタも食いつき最高。森にセットすればトラップにも使える。

他のエサをいろいろ試す必要はない。これがプロ中のプロ。

ゼリーがやや減ってくると、クワガタオスの場合アゴが邪魔になり食べづらくなる。そんなときはゼリーの容器の底をグッとつぶせばゼリーが盛り上がるので再び食べやすくなる。簡単TIPS。

 

 

◎とまり木に、住まう。

動物園のクマのようにぐるぐるぐるぐる歩き回るカブクワにとまり木を。

やはり木は彼らの安住の地。すっかり落ち着いてくつろいでいる様子。歩き疲れて死んでしまわないように良い木をプレゼントしよう。